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日本人の美意識 と ペルシャじゅうたん  2

 

「日本人の美意識とペルシャ絨毯」 2
〈日本の中のペルシャ文化〉
7世紀・・・西アジアに歴史を動かす大事件が起こりました.622年アラビア半島に起こったイスラムの勢力は巨大化し,遂にはサーサン朝ペルシャ大帝国を滅亡へと至らしめました.サーサン朝ペルシャの都、クテシフォンにあった王宮の数千人という規模の宮廷人が難を逃れようと文物共々に逃避し、多くの学問、知識や技術などが東域へと押し出されることになりました.
サーサン朝ペルシャ大帝国は「アフラ・マズダ神」信仰のゾロアスター教を国教にしていましたがネトリウス派キリスト教(景教)をも保護していて、その教徒たちも東へと逃避の旅を重ね一部の人々が日本にたどり着いたと伝わっています.サーサン朝ペルシャ大帝国の文化は中国の唐文化と融合し、またサーサン朝ペルシャンの文物は様々なルートを経て日本へも伝わりそれらが「正倉院宝物」として今に残ります.サーサン朝王宮の人々(ゾロアスター教徒)やネトリウス派キリスト教徒の人々が遥か東の当時の日本に保護を求めてたどり着くには、それ以前からの往来があったことを想像させますし、その後の日本人の文化形成などへの影響や関わりに興味を抱かせます.古の日本暦や言葉などにゾロアスターの習慣やペルシャの影響を思わせるものあるのは日本人の美意識や感性に関係があるのかもしれませんね.〈つづく〉

 

2018年9月7日 日本人の美意識とペルシャ絨毯