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「日本人の美意識 」とペルシャじゅうたん 4

 

イラン革命(1979年)以降に急速に開けた日本のペルシャじゅうたん市場.

1980年代革命から逃れたイランのペルシャ絨毯商が日本にも移住し高成長経済と円高による価格メリットからペルシャ絨毯は日本住居の人気高級家財として徐々に浸透していきました。

それを受けイランの絨毯産業は日本の流通バイヤーの意向を受け入れた日本人の趣向に合うシルク絨毯生産も活性化して行きました。

また、日本のお客様は特有の美意識からの独自の価値観を持っています。清潔を好み仕上げ状態の美しいものなどや歪みなどがない精巧なものを日本マ-ケットは求め、それに応えるようにペルシア絨毯の美しさも更にその完成度を増してきたと言えるのではないか?と思います。。

ペルシア絨毯のデザインはイスラム絨毯の中では稀で写実的なモチ-フと幾何学文様とが混在しているものがありトライバルラグ見分けの目安にもなります。

ペルシャ絨毯に見られる遠近法を用いない描写法は大和絵や浮世絵と似ていて日本人の美意識に違和感なく受け入れられたのでしょう。

絨毯を使う必要が無かった日本人住居に今や馴染むペルシャ絨毯は日本人と良く似た感性を共有しているのかも知れません。saito

 

 

2018年9月10日 日本人の美意識とペルシャ絨毯