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「日本人の美意識」とペルシャじゅうたん 1

 

「日本人の美意識とペルシャ絨毯」 1  
〈ペルシャ絨毯と出会い〉
日本にペルシャ絨毯が広く紹介されるようになったのは、三越百貨店が1978年に五木寛之氏の小説「燃える秋」を映画化して「大ペルシャ展」を開催したことと、1980年4月から「NHKシルクロード」が放映され主要都市百貨店が次々とペルシャ絨毯催事を開催するようになってからです.当時、日中国交正常化(1972年)の達成で中国ブームとバブル経済で高級家財として人気があった「中国段通」の価格を遥かに超える数千万円もするような超高額の「ペルシャ絨毯」の紹介は話題を呼び、その完成度の高いデザインや美しい色彩は日本の人々を魅了し、遥か西域「シルクロード」へと「ロマンの灯」をともすことになりました.
理由もなく魅入られ美しくも、懐かしくも思うような、…私たち日本人は、何か、不思議なシルクロードへのあこがれをもともとに共有しているのかも知れません。「ペルシャ絨毯」の魅力に取りつかれ、それらを販売する立場の者だから感じて思うのではなく「ペルシャ絨毯」を買い求めて頂いたお客様方の多くにそう感じ続けてきたものです.それらは近隣の朝鮮半島や中国の人々とは違う、日本人特有の感性や美意識となり無意識のうちに私たちの中で育まれたものだろうと思います. 〈つづく〉  

 

 

2018年9月7日 日本人の美意識とペルシャ絨毯 

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